ラーメン二郎京都店について
ボリュームがすごいので有名な二郎系ラーメン。
京都店はラーメン激戦区一乗寺にあります。
叡山電鉄一条寺駅のすぐ近くです。
近くに小さなコインパーキングがたくさんあるので、車で行くことも可能です。
ラーメン二郎と言えば、黄色い看板が多数ですが、歴史都市京都では景観条例に引っかかるということで白地の看板です。
行列は覚悟していきましょう。
カウンター席のみで、15人くらいが座れます。
店に入るまで狭い通路で待たされ、店に入ったとしても通路は狭く、一方通行に進むことになります。
見てのとおり狭い通路です。
トイレは店内にもありますが、行列を考えると、あらかじめ済ませておきましょう。
店内へ……独自ルールあり
店に入ると食券を券売機で買います。
券というより、色のついた札(プレート)が出てきます。
色により、量などがわかるようです。
「ラーメン並」が普通の店の大盛りくらいです(200グラム。以前は300グラムでしたが、食べ残しが増えたのか変更されたようです)。
大盛りも選べますが、余程自信のある人以外は無謀ですからやめましょう。
「ラーメン半分」というのもあります。
それでやっと普通の店の一杯分です。
女性や子供さんはそちらを選択されてはいかがでしょうか。
なお、小学生以上はひとり一杯注文するのがルールです。
女性や小学生が並以上を注文して、「大丈夫ですか?」と聞かれている姿を見たことがあります。
券売機にはトッピング用にネギや生卵というのがあります。
九条ネギは京都店のみだけのトッピングです。
茶碗くらいの大きさの器に別盛りで提供されるので、好みで追加しながら食べてください。
濃い味のラーメンなので、ネギを加えたり、生卵に絡めて食べるとマイルドになるため、個人的にはおすすめです。
チャーシューの追加もできますが、そもそもかなり分厚く脂があるチャーシューが2、3枚入ってますので、初心者はやめたほうがいいと思います。
サイドメニューがいくつかありますが、ラーメンだけで満腹になるため、注文している人を見たことがありません。
しばらくすると、「札を見せてください」とカウンター内から大声で呼ばれますので、見せましょう。
回転を早くするためのやり方みたいです。
レンゲと水はセルフサービスです。
呼ばれる直前に取って、用意しておきましょう。
ティッシュボックスから何枚かティッシュも取っておきましょう。
汁が飛びやすいラーメンですが、カウンターにナプキンはありません。
雑巾はありますが、カウンターを拭くためのものです。
ちなみに券売機の反対側に飲料水の自販機が置いてあり、黒烏龍茶も売っています。
健康に気をつけている方は買っておきましょう。
脂と糖質の多いラーメンなので、個人的にはいつも以下の商品を持って行ってラーメンに混ぜてから食べています。
食物繊維を粉にしたもので、脂と炭水化物を固めて一緒に排泄してくれるもので、太りにくくなります。
トクホのお茶などに入っている成分なので安全です。
よろしければお試しください。
順番が来ました。
呼ばれたら、速やかに席へ。
傘などを持っていると、カウンターにかけずに壁側に立てるよう指示されます。
壁にはハンガーとフックがあり、上着やかばんをかけることができます。
席についたら、札をカウンターの高台に置くのがルール。
このとき、汁なし、脂なしなど、特殊な注文をしたい場合は、口頭で伝える必要があります。
ニンニクを入れるか、野菜の量を増やすか減らすかは、提供される直前でいいようです。
ここでいう「ニンニク」は刻みニンニクです。
「ヤサイ」は茹でたもやしとキャベツです。
「アブラ」とは背脂のことです。
それぞれ好みで追加してください。
例えば「ヤサイ」少なめで「アブラ」を多めに頼みたい場合は「ヤサイ少なめ、アブラ増し」という具合に答えるのが定番です。
二郎ラーメン到着
待望のラーメンが来ました。
ボリュームがすごいので、圧倒されるかもしれません。
前より、わずかに少ないかなというところ。
「少なめ」でもこのボリュームです。
味も濃く、脂も濃く、麺は平打ちで太く、チャーシューは極厚です。
そのため、食べる順番は気をつけたほうがいいです。
野菜から食べるのが、身体にはいいのかもしれませんが、野菜に味はついていないのでスープに軽く浸してから、2、3口食べて麺に向かうのがベストではないでしょうか。
問題はチャーシューを食べるタイミングです。
先述したとおり、かなり分厚く脂が多いので先に食べると麺が食べられなくなりますし、かといってチャーシューを残すのはもったいないですし……
脂部分を避けてチャーシューをかじり、麺へ向かうのがおすすめですかね。
スープはかなり濃いので、好きな人以外は飲まなくていいと思います。
ある意味、つけ麺に近いラーメンですかね。
ニンニクを入れているとあとでかなりノドが渇きます。
食べ終わったらカウンターの高台にドンブリなどを置いて、「ごちそうさま」と声をかけて、さっさと席をあけましょう。
出口へも一方通行になっています。
ティッシュなどは出口付近のゴミ箱に捨てる方式になっています。
食事中、スマホでの撮影など禁止されているわけではないですが、写真はともかく、会話している人はほとんどいません。
会話できるような雰囲気でもないですし、食べるのに集中しないと、すぐに満腹になってしまうからだと思います。
ラーメン二郎京都店・私的感想
炭水化物に脂、濃いスープ……身体に良くはないのでしょうが、そういうものほど美味しいわけで……
本当にクセになる味です。
ただ、なんというか、ラーメンは美味しいのですが、ゆっくり食べられる雰囲気の店ではないのが残念ですね。
ベルトコンベアー式に処理されていく、ブロイラーになったような気分になります。
独自ルールもありますし、スタッフは威勢がいい感じですが、声が大きいので少し威圧感もありました。
別に怒られているわけでも、乱暴な口の利き方をされているわけではないですけどね。
無言で黙々と食べていると、なんだか自分たちがラーメンを食べる修行をしているようにも感じました。
人気店ゆえに仕方がないのでしょうが、かなり好みが割れる店だと思います。
なお、下記サイトでもこの店のルールについて詳しく紹介されています。

ラーメン二郎京都店 店舗情報
住所:京都府京都市左京区一乗寺里ノ前町4 叡山電鉄一乗寺駅近く
電話:075-791-1947
営業時間:月曜~土曜 昼11:00~14:30 夜17:30~22:30 日曜 11:00~16:00
定休日:水曜日、その他、年末年始不定休
店舗ツイッター:ラーメン二郎 京都店@jiro_kyoto(営業時間等のツイートあり)

こちらのお店も二郎系のラーメンです。

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