立木神社とは
立木神社は滋賀県草津市にある神社です。
近くには草津市役所があります。
旧東海道に面しており、近くには草津本陣の跡地があります。
そのためか、江戸時代には武家の参拝者が多かったとか。
立木神社ご由緒など
御祭神はタケミカヅチノミコトです。
西暦767年、称徳女帝の時代に鹿島神宮を出発したタケミカヅチノミコトが奈良の都へ向かう途中、この地に立ち寄り、柿の木を植えました。
そのとき植えた柿の木が立派に実ったので、立木神社と呼ばれるようになったとか。
ちなみに奈良にある春日大社の御祭神もタケミカヅチノミコトです。
古事記、日本書紀では国譲りのエピソードでオオクニヌシの息子タケミナカタを倒して、諏訪の地に追いやったとされる神様です。
春日大社は日本を陰から支配した藤原氏の氏神でもあります。
立木神社周辺にも藤原氏の関係者がいたのでしょうか。
なお、大津市に立木観音と呼ばれる寺がありますが、そちらは弘法大師が開基した寺なので無関係です。
後に、坂上田村麻呂が蝦夷征伐に向かう際、この神社に立ち寄り、経典を奉納し、道中の無事を祈ったという逸話があります。
そのため、田村麻呂も祀られるようになったとか。
田村麻呂だけに、開運・厄除けと交通安全のご利益があると言われています。
立木神社境内写真など
赤い鳥居を抜けて、駐車場に入れます。
一方通行のようでした。
一見、狭そうに見えますが、駐車場は奥にもあって、20台前後は停められるようでした。
正門です。
奥に広い作りの神社です。
門を抜けたところです。
正面は神楽殿か、拝殿でしょうか。
私が訪問したときは、境内が非常に静かでした。
木々がきれいに剪定されていて、よく整備されているなと思いました。
心なしか空気もきれいに思えました。
正殿です。
開運・厄除けと交通安全を祈りました。
写真ではわかりにくいですが、境内は結構広いです。
草津市の市街地にあるので、都会のオアシスというべき存在でしょうか。
神社の公式HP
↓
JR草津駅から歩けなくもない距離でした。
徒歩15分程度です。
車で行くなら、名神高速栗東ICが一番近いです。
国道1号線を走り、草津市役所に向かう交差点を曲がり、高架になるところの手前に見えます。
大きな看板があります。
赤い橋も目印です。
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